藍染の伝統文様をバリエーション豊かに塗りましょう。(動画解説つき)。
色数をおさえた色合いは、シックで大人っぽく魅力的です。
今回はブルー系の色だけを使って塗りすすめながら、
単調にならず変化に富んだ色合いにするテクニックを紹介します。
「藍染・日本の伝統紋様」PDFファイル
この塗り絵を使って解説していきます。
藍色を中心にした色選び
藍染めの図柄にあわせて、藍色を中心にして使用する色を選びます。
ブルー系の「藍色・青・水色」。
となりの色相の「青緑・藍色・青紫」。
補色である「藍色・黄土色」
上記の色合いを基本にして塗っていきます。
(上級者向け解説なので、色彩用語の説明は割愛しています)。
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鉛筆で下塗り
鉛筆やシャープペンシルで下塗りして色を重ねると
少しくすんだ渋めの色合いになります。
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ハッチング技法
短い線を重ねて描く方法を、絵画では「ハッチング」といいます。
この方法で色塗りをすると、色の濁りが少なく発色の良い重ね塗りができます。
また今回のケースでは、布地のタテ糸とヨコ糸を表現する効果もあります。
同様に、縫い目を意識した点をうつと、刺し子の模様が表現できます。
古布や藍染の画像を見て、色合いを工夫しながら個性を出しましょう。
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この塗り絵を塗っていく過程を動画でご覧になれます。