中学校・高校の美術の時間の合間に、副教材として利用できる塗り絵の紹介です。
〔ぬりえラボ〕の画像からの、セレクションのシリーズです。
小学生向けや幼児さん向けのセレクトがご好評をいただき、検索からの流入でたくさんの方がサイトを訪れてくださいました。
今回は、中高生が美術の時間の副教材として使える塗り絵をご紹介したいと思います。
美術の授業ってですね、作業が早い生徒さんと、のんびりじっくりタイプの生徒さんが、
あたりまえですが混在していますので、
手持無沙汰になる生徒さんが出てしまうのは、それはもう宿命みたいなものでもあります。
そういった、「早く課題が終わっちゃった生徒さん向け」におすすめの塗り絵集です。
影のつけ方自習プリント
「影のつけ方自習プリント」pdfファイル
鉛筆、または単色の色鉛筆で、物に光があたって影ができるようすを描写する練習ができます。対象物を立体的に表現するための基礎について、プリント1枚で習得できるようになっています。
また、この塗り絵を塗っていく過程を短い動画で解説しています。
あわせて紹介していただければ、さらに理解に役立つかとおもいます。
くわしい解説は「ぬりえレッスン⑤ 影のつけ方の基本」をご参照ください。
余談になりますが、私が10代の生徒さん方とこの塗り絵で活動するとき、
「空いているところに自分の好きなものを描き込んでOK(※影の表現もしよう)」としています。
部分的に個性を表現できるテーマになるので、やる気をもって取り組んでもらえますし、できあがった作品もバラエティに富んだものになります。
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色の3原色の塗り絵
「バードランド」pdfファイル
色の三原色を混色することで、たくさんの(ほぼほとんどの)色が作れることを学習できるテーマです。
作例を塗っていく過程を詳しく解説していますので、「ぬりえレッスン④ 色の三原色を使って」のページをご参照ください。
動画解説もあります。あわせてご利用ください。
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色鉛筆の重ね塗りマニュアル
「色鉛筆の重ね塗りマニュアルのプリント」pdfファイル
色鉛筆の重ね塗りの方法を、具体的に解説したプリントです。そのまま印刷してご利用いただけます。
くわしい解説は「色鉛筆の重ね塗りマニュアル」の記事をご参照ください。
解説に使用している塗り絵の印刷用PDFファイルはこちらです。
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浮世絵ぬりえ


浮世絵ぬりえシリーズ PDFファイル
中学生や高校生だったら、このサイトで紹介している画像のどれでも利用可能だと思います。
2020年以降は、各生徒さんひとりひとりがパソコンまたはタブレットをもって授業に参加している環境がととのってきていると思いますので、
紙に印刷するだけでなく、画像を保存してデジタルで色塗りをする、というかたちでご利用いただくこともできるかと思います。
女子の生徒さんは、このサイトを紹介していただければ、アリスや花、動物などのテーマから好みのものを見つけてくれるでしょう。
ここでは男子でも興味をもてるテーマとして、浮世絵ぬりえをご紹介しておきます。
北斎・写楽・歌麿・広重など、浮世絵師をフォーカスした塗り絵もあります。
日本美術史の一端、ということで学習の一環としてもご活用ください。