線の実験室009・水彩色鉛筆テクニック

ぬりえラボの塗り絵とアートをつなぐシリーズ、水彩色鉛筆を使用しました。

絵画活動の担当者、指導者さまに向けて、

また絵画テクニックを知りたい方にも

役立つ情報をご紹介しているシリーズです。

塗り絵政策を絵画表現につなげていく技法を

ご提案しています。

今回使ってみたのは水彩色鉛筆です。

もうかれこれ20年くらい前から

画材専門店では目にするようになりました。

ん~、もっと。

平成のはじめごろには

コレ使って描いていた気がします。

近年では100円ショップにも置いてあるので

かなり普及している画材かと思います。

直接描いても、水に溶かしても、

っていう色鉛筆ですね。

水彩色鉛筆、と銘うってあっても、

芯の硬さや水での溶け加減はさまざま。

いちど専門店で気になる色を単品でゲットして、

塗り比べをしてみると面白いですよ。

*

たいてい付属の水筆があって、

(柄のところに水が入るようになってる筆ペン状)

かいたあとにその水筆で描線を溶かす、

みたいな使用法かとおもいます。

けれどこれ、いろんな効果的な使い方があります。

おすすめは、通常の筆・水・絵皿を使うことです。

それだけでいろんな表現ができますよ。

描いた後にたっぷりの水で溶かしたり

水で濡らした後に描いてみたり、

芯から直接、筆で色をとってみたり。

カッターで芯をけずって粉上にして、

濡れたところに撒く、なんてこともできます。

紙にしみ込むような

くいこませていくような表現が

持ち味のひとつかと思っています。

実験のようなつもりで

いろいろとこの画材の可能性を

ためしてみてはいかがでしょうか。

*

ぬりえラボのホームページでは

たくさんの塗り絵画像を公開しています。

・男の子にも人気の「動物ぬりえシリーズ」

・アリスインワンダーランドを題材にした「アリスシリーズ」

・かわいい猫ちゃんが登場する「ネコと花シリーズ」

は、とくにご好評いただいています。

一括印刷は「ぬりえギャラリー」が便利です。

こちらもあわせてお楽しみください。

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