線の実験室014・濡らした紙に描く

塗り絵を絵画につなげる表現方法のシリーズ。紙を濡らして描きました。

保育や福祉分野で絵画の指導や活動の担当者をしている方、

絵画技法を多岐に学びたい方にむけた、

塗り絵を創作活動に展開していくヒントを

提案しています。

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紙をいったん水で湿らせて描いてみる方法です。

特に水彩画で効果的ですが、

アクリル絵の具でも水のにじみを取り入れられます。

薄く溶いた絵の具か水を大きめの筆で塗り広げ、

そのあとに描く。

それだけで多様で不思議な滲み模様があらわれます。

コツはあまりさわりすぎないこと。

乾くまで我慢。それだけです。

一期一会の表現に、私は毎回ワクワクします。

もうひとつのおすすめは、

紙が濡れている状態で割りばしペンで描くことです。

紙の中に食い込むような線となり、

表面に描くのとはまた違う、強い表現が得られます。

ですが濡れている紙は弱いので

やりすぎると破れてしまうので

加減が必要です。

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ぬりえラボのホームページでは

たくさんの塗り絵画像を公開しています。

・男の子にも人気の「動物ぬりえシリーズ」

・アリスインワンダーランドを題材にした「アリスシリーズ」

・かわいい猫ちゃんが登場する「ネコと花シリーズ」

は、とくにご好評いただいています。

一括印刷は「ぬりえギャラリー」が便利です。

こちらもあわせてお楽しみください。

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