塗り絵をスタートラインとする絵画表現の技法紹介シリーズ。
作品展示の際の背景色について考えます。
学校や保育・福祉の分野で
絵画やアートの指導に活躍されている方に向けて
役立つ技法解説や題材を紹介しています。
塗り絵を出発点にして描くことつくることを
楽しんでいただきたいと思っています。
*
今回は、作品展示の際のコツについてとりあげます。
絵画やアートの活動をしていると、
必ず、少なくとも年に一度か二度はある展示の機会。
なかなかに頭を悩ますテーマかなと思います。
素敵に飾ってあげたいけれど、
手間もリソースも有限、ですよね。
額縁に入れて飾れたら良いけれど、
走り回る子どもたちのいる空間では
額縁ってけっこうあぶないし、
そもそも壁に釘もピンもNG
てことも多いと思います。
といわけで背景色。
作品をそのまま壁に、ではなく
ひとまわり大きい色画用紙にまず貼って、
そして壁に貼るやり方です。
この下貼り作業を「マウントする」といいます。
威圧的に自慢する意味ではないです。(笑)
より良く見せる、という意味では語源は近いのかも。
( ↑ 私の印象です。根拠はありません)。
簡易的な額縁効果が得られます。
背景に合わせる色によって、
作品の見え方はすごく変わります。
基本は、作品の中にある色を使うこと。
黒や赤など強めの色は力強い作品に合います。
クリーム色や薄ピンクなどはやさしいタッチの作品に。
そして、背景に選んだ色によって、
作品のなかの同系色が響きあい協調されます。
これはいろいろ合わせてみて体感していただきたい。
正解があるわけではないけれど
比較すると作品が引き立つ色合いは明らかです。
こどもたちと一緒に選ぶのも一案ですね。
いろんなバランスを試して楽しんでみてください。
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