線の実験室027・紙の色合わせ

塗り絵をスタートラインとする絵画表現の技法紹介シリーズ。

作品展示の際の背景色について考えます。

学校や保育・福祉の分野で

絵画やアートの指導に活躍されている方に向けて

役立つ技法解説や題材を紹介しています。

塗り絵を出発点にして描くことつくることを

楽しんでいただきたいと思っています。

*

今回は、作品展示の際のコツについてとりあげます。

絵画やアートの活動をしていると、

必ず、少なくとも年に一度か二度はある展示の機会。

なかなかに頭を悩ますテーマかなと思います。

素敵に飾ってあげたいけれど、

手間もリソースも有限、ですよね。

額縁に入れて飾れたら良いけれど、

走り回る子どもたちのいる空間では

額縁ってけっこうあぶないし、

そもそも壁に釘もピンもNG

てことも多いと思います。

といわけで背景色。

作品をそのまま壁に、ではなく

ひとまわり大きい色画用紙にまず貼って、

そして壁に貼るやり方です。

この下貼り作業を「マウントする」といいます。

威圧的に自慢する意味ではないです。(笑)

より良く見せる、という意味では語源は近いのかも。

( ↑ 私の印象です。根拠はありません)。

簡易的な額縁効果が得られます。

背景に合わせる色によって、

作品の見え方はすごく変わります。

基本は、作品の中にある色を使うこと。

黒や赤など強めの色は力強い作品に合います。

クリーム色や薄ピンクなどはやさしいタッチの作品に。

そして、背景に選んだ色によって、

作品のなかの同系色が響きあい協調されます。

これはいろいろ合わせてみて体感していただきたい。

正解があるわけではないけれど

比較すると作品が引き立つ色合いは明らかです。

こどもたちと一緒に選ぶのも一案ですね。

いろんなバランスを試して楽しんでみてください。

*

ぬりえラボのホームページでは

たくさんの塗り絵画像を公開しています。

・男の子にも人気の「動物ぬりえシリーズ」

・アリスインワンダーランドを題材にした「アリスシリーズ」

・かわいい猫ちゃんが登場する「ネコと花シリーズ」

は、とくにご好評いただいています。

一括印刷は「ぬりえギャラリー」が便利です。

こちらもあわせてお楽しみください。

Translate »