線の実験室016・線で画面を埋める

塗り絵と絵画表現をつなげる技法紹介シリーズ。線で画面を埋めました。

教育・保育や福祉分野で絵画の指導や担当者をしている方、

絵画技法を多岐に学びたい方向けのヒントを

提案しているシリーズです。

塗り絵に始まるアート表現の可能性をさぐっています。

*

今回の試みは、線を重ねに重ねていくやり方です。

絵をずっと描いていると、

何を描けばいいか、どう描けばいいか迷う時期があります。

そんなときおすすめなのが、

とにかく線を描いて描いて描きまくることです。

上手に描けるかどうかとか、

ちょうど良いところで終わろうとか、

そんなこと抜きにして、ひたすら線を引く。

大事なのは、ただの手の動きの繰り返しではなく、

「何かを描こう」という意識をもって線を重ねること。

私の場合は、やはりいつも描いている

草むらや茂みのイメージを持ちながら手を動かしました。

なんというかですね、こういった作業をたまにすると

すっきりした気持ちになれます。

色はその時の気分で何色でも。

単色、または2~3色がおすすめです。

(色数が多いと完成作品が濁った色になりがちです)。

今回の作例では、割りばしペンを使用しました。

ボールペンや色鉛筆が、

身近な画材のなかでは取り組みやすいかと思います。

線を重ねてできた色面は線を引く行為の痕跡そのもの。

とても力強い表現となります。

活動中に何を描くか迷っている方がいれば、

このやり方の提案をしてみるのはいかがでしょう。

また、まず指導者さまがやってみせて

皆で取り組むのも盛り上がりそうです。

絵に苦手意識がある方でも取り組みやすいテーマですし、

いつものメンバーの新たな才能に出会えるかもしれません。

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ぬりえラボのホームページでは

たくさんの塗り絵画像を公開しています。

・男の子にも人気の「動物ぬりえシリーズ」

・アリスインワンダーランドを題材にした「アリスシリーズ」

・かわいい猫ちゃんが登場する「ネコと花シリーズ」

は、とくにご好評いただいています。

一括印刷は「ぬりえギャラリー」が便利です。

こちらもあわせてお楽しみください。

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