線の実験室023・墨で描き初め

塗り絵からはじまる絵画表現のための技法紹介シリーズ。

墨と半紙で描き初めをしてみました。

学校や保育・福祉の現場で絵画の活動や

指導を担当されている方に向けた

絵画技法やテクニックを解説しているシリーズです。

塗り絵を出発点にして、アートでの活動を

ひろく楽しんでいけることを目標にしています。

*

ということで2026年1回目。

最近は、技法紹介に力をいれている

ぬりえラボです。

これまで500を超える塗り絵画像を

無料公開してまいりました。

とくに保育や福祉の現場での活動に

役立つ図案を提供できてきたかなと自負しています。

ではここにきて、なぜ技法解説なのか?。

それは、わたしの絵画指導者としての

信念から(とか言うとかっこよすぎかな)

きているのだとおもいます。

このサイトのなかの、お好みの図柄を塗り終えたら、

もう塗り絵はいいでしょう、と

自分の作品つくりましょうよ、と思うわけです。

塗り絵は呼び水であって、目的ではない。

それはもう、はっきりと断言なのです。

いきなり白い紙から描き始めるのが難しい際は、

なぞり絵という選択肢もあります。

ご参照くださいね。

塗り絵の線をなぞることから始めて、

写真やイラストをなぞってみるのも

線を鍛える良いトレーニングになります。

そしてご自分の線を手に入れたら、

あとは色塗り。もちろん線のみで完結するのもアリ。

*

てことで新年にあたっての抱負というか

現在のこのサイトの方向性を確認した感じですが、

さてさて今回のテーマ。

学校や施設などでは年の初めに定番の、書き初め。

これをですね、

1枚目は、文字で今年の抱負。

そして良いのができたら、

のこりの時間はぜひ、

描き初め、を試していただきたい。

けっこう大事なポイントとして、

水皿、または水をいれる浅い容器を用意してほしいです。

食品トレイとかで大丈夫です。もしくはパレット。

バケツ型の水入れではだめです。皿状の浅いものを。

墨の、濃淡を体験してほしいのですね。

お習字ではほとんどの場合、濃い黒一択だと思うので、

いつも使っている墨汁が

ゆたかな濃淡の幅を持っていることを体験して欲しい。

そして和紙のにじみを存分に味わってほしいのです。

やり方はシンプル。

書き初めが済んだ生徒さん、参加者さまに

あらかじめ水をちょっとずつ入れたパレット

または容器をお渡しして、

「残りの時間は残った紙に好きなもの描いて」

とお伝えするだけ。

「水で薄めたりもしてみてね」

と、ひとこと付け加えも。

鉛筆やクレヨンで描くのとは違う、

水がどんどん落ちてにじんでしまう体験。

重要なのはスピード感。

素材との対話を各自が体験してくれることと思います。

*

ぬりえラボのホームページでは

たくさんの塗り絵画像を公開しています。

・男の子にも人気の「動物ぬりえシリーズ」

・アリスインワンダーランドを題材にした「アリスシリーズ」

・かわいい猫ちゃんが登場する「ネコと花シリーズ」

は、とくにご好評いただいています。

一括印刷は「ぬりえギャラリー」が便利です。

こちらもあわせてお楽しみください。

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