「らせん花束」.pdf
透明水彩で描いた花の絵をもとにして、塗り絵をつくりました。
ぬりえを手掛かりとして絵画技法にふれていただくシリーズです。
今回は透明水彩絵の具で花を描きました。
何の花、というわけではなくて、空想の花のイメージをかたちにした絵です。
色も、好きな色を思いつくままにカラフルに、というかんじです。
紙は、ワトソン紙のイラストボードです。
厚紙のボードに水彩紙を貼り付けてある板状のもの。厚さは5ミリはあります。
水彩画でどうしても避けられない紙のヨレを、まったく気にせず描きすすめられる良さがあります。難点はかさばることと重いこと。20枚30枚となると結構な重量。めんどうでもパネルに水張りするほうが良いのか、迷いどころではありますね。
絵の具にたっぷりめの水を加え、透明感をいかした塗り方をしています。
原画のトレースのみでは塗り絵として物足りなかったので、縮小率を変えた原画をずらして配置。すこし細めの線で背景の模様になるようにトレースの線を加えました。
この作品のほかにも、塗り絵から絵画へのカテゴリーで塗り絵をもとにした絵画技法の紹介をしています。こちらもどうぞごご覧ください。。
(※印刷用PDFファイルは白黒の輪郭線のみのプリントです)。