線の実験室026・濡れ色と乾き色

塗り絵をきっかけにしてはじめる絵画表現の技法シリーズ。

濡れた色と乾いた色の違いにフォーカスします。

学校や保育・福祉ジャンルで絵画やアートの

指導にあたられている方に向けて

さまざまな技法解説や題材を紹介しています。

塗り絵を出発点にして描くことつくることを

楽しんでいただくきっかけになれればと思っています。

*

今回は、色を塗ってまだ濡れている状態の色と、

乾かした後の色の違いについて取り上げます。

画像左半分が濡れ色、

右半分が乾いた後の、乾き色です。

濡れ色、キレイですよね。

油絵の具やレジンも同様の効果で、

色が鮮やかに見えます。

油やレジン、水の層が表面にあるとツヤ感がでて

きれいに見えるのです。

一方、乾いた色は、表面に乱反射があり

パサついて、色が薄く見えます。

同じ濃さの色なのに、です。

水彩画や日本画は、そのパサっとした枯れ感が

魅力ともいえます。

アクリル絵の具はその中間ですね。

マットタイプと、テカりのあるタイプがあります。

冒頭の画像は、半紙を染料とたっぷりの水で染めたもの。

絵よりもわかりやすいので参考例にしました。

水彩画の難しさは、

究極は、この濡れ色と乾き色の

コントロールにあると感じます。

乾いたときの色を計算に入れつつの色塗り。

難しいけれど、課題です。

*

ぬりえラボのホームページでは

たくさんの塗り絵画像を公開しています。

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こちらもあわせてお楽しみください。

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