「太陽と月のおとぎ話」オリジナルぬりえ無料ダウンロード

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これは塗り絵を自作するようになって、最初の頃に描いたものです。オリジナル塗り絵をつくるに至ったいきさつを、お話しようと思います

福祉施設で絵の指導を、かれこれ10年以上続けています。楽しんでほしいという思いからあれこれと工夫を続けながらの日々です。

ですが、「描くことを楽しめる」人というのは、まぁ、限られているものでもあります。

描くのが好きな人は、小さいころからずっと好き。けれど絵に苦手意識を持っている人の手は、声をかけたり褒めたりくらいの働きかけでは、なかなか動き始めてくれません。

わたしの経験では10人のひとに白い画用紙を渡して、多くて2~3人のひとが、すぐに描きはじめられるかな、というところです。

もちろんゼロの場合だってあります。そして、すぐ終わる。びっくりするほど早い。

絵画の時間は1時間から1時間半の設定で、白い紙1枚でその間を楽しんで過ごせる人は、パーセンテージでいえば5%くらいのものではないでしょうか。

とはいえお仕事!。

大半のひとが暇をもてあます状態はなんとかせねばなりません。知的な体験を提供したいし、達成感も味わってほしい。なにより楽しい時間にしたい。う~む、う~む。

で、そのとき目についたのが、施設の棚などに置いてあった塗り絵冊子でした。プ〇キュアやドラ〇モンなど、昔~からある、こども時代に慣れ親しんだアレです。

「こういうのならもしかしてやってくれる?」

それがきっかけで、絵画の時間にぬりえを用意するようになりました。ざざっと5分で描き終わっちゃう人とか、白い画用紙とにらめっこで時間が過ぎていく人とかに、ぬりえのコピーを用意しておいて、渡してみました。

反応はよかったです。10人中6~7人のひとはやってくれます。やっぱり馴染みがあるからでしょう。女性に限れば9割方、けっこう皆さん楽しそう。良かった良かった。

最初のころは、ネットで無料の塗り絵画像を探して印刷したり、自腹で大人の塗り絵の本を購入したりしてました。でもやっぱり、市販のものだとちょっと使いにくいところあったり、「猫の絵がいい」「お花はないの?」「虫が好き」なんていう溢れだしてくるリクエストに、ネット画像検索&自腹購入も限界がみえてきて、、、

「自分で描くかあ~」

という流れで、塗り絵のための線画を描きはじめました。今回紹介の「太陽と月のおとぎ話」は、たぶん5~6枚目に描いたものではと思います。

その後、枚数をかさねていきまして、なんといってもやっぱり、いちど塗ったものは当然「これこの前やった~」ってなるんですね。自分だって、同じのもいちど塗りなさいなんて言われたらちょっとげんなりしそうです。できれば複数の中から選ばせてあげたいし。

そこからは参加メンバーの塗る速さと、私の新作塗り絵づくりの競争のような感じで約3年。気づくと200枚は超えているようで、「ずいぶんたまったな~」となりました。そして、サイトにあげて皆さんに使ってもらおうと考え、今に至ります。

初期のものは今みると、線の粗さが自分では目についたりします。ですが、線がこなれた今となっては、太陽の表情などに、もう出せないちょっとアルカイックというか硬さの残った感じがあります。

〔ぬりえラボ〕のホームページを作ろうと思い立った時、やっぱこれかなとページの顔として使うことにしました。なにごとも初心を忘れず、持続していける活動にしたいな。なるといいなと願いつつです。

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太陽と月のノスタルジックな塗り絵