「天動説」.pdf
太陽と月と星々、宇宙の成り立ちをイメージした塗り絵です。
ヨーロッパの古い挿画の雰囲気が、昔からずっと好きでした。
可愛らしい図柄ではなくて、子どもからみるとちょっと怖いような厳めしいような雰囲気。でも何か惹かれるものがありました。
ギリシャ神話に興味があったり、星座表と夜空を見比べて「同じだ~(←あたりまえ)」と一人で喜んでいた子供時代。
星座図によくある白の輪郭線で描き出された神々や空想の獣の姿の、あのタッチがなんとも好きだったことが宇宙への興味の発端だったなと今となっては思います。
そういう「昔のヨーロッパの人が考えていた宇宙のイメージ」みたいな感じで描いてみました。好きなテーマなので画面が線でうまるのがあっという間。
世界の周りを太陽や星々が回っていると信じられていた時代へのオマージュ、ということで「天動説」と名付けることにしました。
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