「2匹の猫と花」.pdf
花の中で遊ぶ2匹の猫ちゃんの塗り絵です。数色の色の線で描いています。
春らんまんの雰囲気にぴったりの塗り絵のご紹介です。
「ぬりえの線はなぜ黒だけなんだろう?。色があったほうが楽しそう。」
という発想から生まれたカラーラインによる塗り絵。少しずつ数も増え、これで10作めになりました。
カラーの線といっても、寒色とよばれるブルー系や紫をメインの色にしています。グレーや茶・緑も添えることが多いですね。
カラーラインとはいえちょっと地味。それには理由があります。
ぬりえ図案自体をカラフルにしてしまうより、「ちょっともの足りない」と感じるくらいの配色を意識しています。もとの図柄が地味めのほうが、色を塗ることで起こる変化を楽しめると思うからです。
ブルーやグレー系の線画にちょっとだけ赤やオレンジ、ピンクなどの鮮やかな色を加えると・・・、ぱあっと画面が華やいで、一瞬ですごく変化します。
その色のマジックを、ぜひ体験してみてくださいね。
もうひとつの提案は白について。
白は他の色を引き立ててくれる色です。全体を色で埋めず効果的に白地を残すことで、個々の色を美しく見せることができます。
色をつけたい所だけ塗って、白地を残す。このやりかたもオススメです。
黒い線の塗り絵の場合は「塗り残し」に見えてしまう白地も、カラーラインの輪郭の塗り絵では「美しい余白」になります。
色を楽しみながら塗り進めてみてください。
*
カラーの線の塗り絵は「カラー線画」のタグでご覧いただけます。どうぞご参照ください。