「幾何学ぬりえ・楕円の水面」.pdf
大小の楕円形をを組み合わせて、水面を表現した塗り絵です。
四角や丸、三角などのシンプルな形の組み合わせで出来た幾何学模様の塗り絵のシリーズ。3作目は「楕円」だけでできている塗り絵です。
同じ形の大小だけで、なにが表現できるかな。
その問いに取り組んでみました。
ひたすらに、まる。まる。まる。まる。
ぐる。ぐる。ぐる。ぐるり。ぐるり。
(「ぐるり」になるのは、大きめの楕円を描くときですね)。
ほとんど自分の自我はなくして、ひたすらひたすら同じ形。
途中でふと、「水面にしたい」という気持ちが芽生えました。
そうすると、楕円を配する位置をどうするかについて、慎重になってきました。
楕円のみの画面としばしにらめっこ。そして「ぐる」「ぐるり」。
そして最後のにらめっこの末、「このくらいにしとこう」で出来たのがこの塗り絵です。
塗り絵と言っていいのかどうかもちょっとわかりません。楕円形だけですから。
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先ほど、色塗りの参考にとちょっと色をつけてみたんですが、
意外にコレ、楽しかったです。塗るという作業に集中できるし、微妙な配色を考えるのも面白かった。
退屈かもと思っていたけれど、たまにはこういうのも悪くなかったです。
塗る人によって様々な表現が生まれる気がします。抽象形態の面白さもそこにありますね。
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この「楕円の水面」を含めた10つの幾何学模様の塗り絵画像を「幾何学模様シリーズ」として公開しています。こちらもどうぞご覧ください。
(画像には参考例として色がつけてありますが、PDFファイルからの印刷は白黒の線画です)。