ぬりえテクニック① 円を球に(立体感の出し方)

塗り絵上級者をめざそう

ぬりえテクニックを解説するシリーズをはじめました。

第一回目は、円に影をつけて立体的にし、球を描く方法の解説です。

塗り絵にがんばって取り組んでいると、だんだんと「枠の中に色を塗る」だけでは物足りなくなってくることがあります。

そんな、ただ色を塗る、という所からもう一歩進みたくなった時の、ちょっとしたテクニック解説をするシリーズを始めることにしました。

最近のブログでは、細かすぎずに魅力的な画像を、と心がけて新作を作っています。

そうするとそのシンプルな塗り絵、というのは、ただ塗るだけでは物足りなくなるというか、なんというか余白が多い。それはその分塗る方の個性や技術を生かせる余地がたくさんある、ということでもあるのです。

そこで塗り絵をもっともっと楽しむために、ちょっとの工夫でできるテクニックを紹介していこうと思います。

今回はこの塗り絵で解説します。

子ブタの塗り絵子ブタの塗り絵のお手本

「子ブタと風船」PDFファイル・印刷はこちらから

丸を塗った図

球の塗り絵手本

丸は塗りつぶしただけではただの円ですが、影をつけることで立体的になり、球として表現することができます。

手順としてまず、光が当たる方向を決めます。ここでは左斜め上からの光です。

球の左上の部分、光が当たっている所をを白く残して塗ります。

球に光が当たっている塗り絵

その次に、暗くなる部分を濃くぬります。ここでは右下の部分です。

(光が後ろからも回り込んでくるので、いちばん端から少し中に入ったところが暗くなる部分です)。

球の塗り見本

このように3段階に塗り分けたあと、色の差をつないでいくようにグラデーションをつけていきます。

グラデーションの方法は「ぬりえレッスン⑤ 影のつけ方の基本」でくわしく解説していますのでご参照ください。

こんな感じで完成です。

球の塗り絵手本

床に転がっている球は、接している床に影ができます。ここでは左斜め上からの光なので、右下の床に影をつけます。

床と球が接しているところを濃く塗って、だんだんと薄くしていくと自然な影になります。

球の塗り絵球の塗り絵見本

また、すこし形が変わったとしても方法は同じで、風船はこんな感じになります。

風船の塗り絵 オレンジの風船の塗り絵

この球のテクニックは人物の頬や頭、動物の体などにも使えます。

今回の塗り絵でいうと、子ブタのおなかや顔の部分にもこの方法で影をつけています。

ほんのりとした影ですが、このことで体のふくらみを表現しています。

丸いものはこの世にたくさんありますね。基本ができれば後は応用。いろんなものに陰影をつけてみて、さらに塗り絵を楽しんでください。