紙で作った山野草風の草花のアレンジメントの紹介です。
ぬりえラボの活動で塗り絵と同時に行っているペーパーフラワーづくり。
これまで紙のお花の作り方紹介として、
ぬりえラボのペーパークラフト部② ガクと茎と花芯のつくりかた
ぬりえラボのペーパークラフト部③ 葉と蔓と蕊(しべ)のつくりかた
の、5回にわたってお花づくりのテクニックを公開してきました。
今後はこれまでの作り方を応用して、
いろいろなテーマのペーパーフラワーアレンジをご紹介して
いけたらなあと考えています。
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ということで今回は、
さりげな~い山野草風の草花をつくってみました。
こんな感じのシンプルなものが、
私のお部屋にはしっくりきます。
豪華だったり色が多いと何かそわそわした気分になってしまうけれど、
これくらいのさりげなさだと、
作業で疲れたときに目をやると、
気持ちを落ち着かせてくれる気がします。
紙という素材も、なごみと安らぎをくれるように感じます。
とくに「〇〇の花」というのを作っているわけではなくて、
自分の中の「どこかで見たような感じ」に従って
作っていくスタイルです。
これは私個人の考えなのですが、
「〇〇の花を作ろう」としてつくると、
その花に寄せることに終始してしまって、
自分の中の自由さみたいなものの出口がふさがれる気がしてしまうのです。
とはいってもバラの花に取り組んだときは
観察することでとても勉強になったので、
自由に作っても何かの花を作っても、
どちらにも良さはあると思います。
こちらはひたすら白い丸を
ちいさな軸にボンドでつけていくという地味な作業でできています。
葉っぱは揉み紙で作り、ナチュラル感をだしました。
今回のテーマの山野草風は、
葉っぱと蔓を多めにして、花は小さく少しだけ
という感じで演出してみました。
ひとつひとつはシンプルですが、
まとめるとこんな感じ。
摘んできて瓶につっこんだ、みたいなざっくり感を出したり、
小瓶にリズミカルに配したり、
いろいろな楽しみ方ができます。
そしてシンプルなお花は名脇役さんでもありまして、
こんなふうに主役のお花を引き立ててくれる、
アレンジに大活躍の花材になってくれます。
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Instagramの
これまでに制作した紙で作ったペーパーフラワーの画像を紹介しています。
また、ぬりえラボのnoteではお花のつくりかたを
ひとつの記事でまとめて公開しています。
いろいろなアレンジ方法とくわしい作り方を随時更新中。
こちらもあわせてお楽しみください。