お正月のしめ縄飾りに欠かせない、紙でつくる縄のつくりかたのご紹介です。
ぬりえラボの講座で塗り絵や絵画と同時進行で取り組んでいる
ペーパークラフト。
今回は紙でつくるお正月飾りのための、
しめ縄の「縄」の作り方をわかりやすく解説します。
身の回りの紙で紙ひもや縄をつくれると、
お正月飾りはもちろん、リースやアレンジメント、
プレゼントのためのラッピングなどにいろいろと活用できます。
いわゆる、「縄を綯(な)う」「糸を撚(よ)る」という方法。
私達の生活に欠かせない糸・ひも・縄状のものは
繊維をねじり、逆方向にからめて強度をもたせ、
いろいろなものに役立てられています。
好きな色で紐を作れると、手作り作品にも何かと役に立ちますし、
子どもたちとの活動でもぜひ取り組んでいただきたいテーマなので、
丁寧めに解説していきたいと思います。
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まず紙について。
今回は「お花紙」を使って説明します。
入学式や卒業式の文字の周りのかざりでおなじみの、
あの薄い紙です。
学校や施設であれば、たぶん棚にあるのではないでしょうか。
もちろん和紙や包装紙などでもOK。
画用紙などの厚みがある紙は、幅を2~3センチに切って、
くしゃくしゃと揉んでやわらかくすると使いやすいです。
では作り方いきます。
紙を斜め方向にくしゃくしゃとして細長くして、
それを2本つくり、端を糊かボンドでとめます。
2本を同じ方向にねじって、
ねじった方向と逆方向にからめていきます。
さいごに端を糊かボンドでとめてできあがり。
2~3センチ両端を残して糊でとめてもかわいいです。
縄目のすき間に片方の端を通すと
しめ縄飾りの土台ができます。
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今回はしめ縄飾り用の縄なので、
中心が太くなるように紙を斜めに使いましたが、
紙をタテ方向に使うと端から端まで同じ太さの紐(縄)ができます。
色合いによって和風にも洋風にもなり、
花束やいろんなアレンジで活躍します。
この紐を土台にして花などを飾ると
和モダン風のしめ縄飾りがつくれます。
デコレーション貼りは木工用ボンドかグルーガンが便利です。
小さな丸の貼り付けには、ピンセットがあるとやりやすいです。
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飾り付けに使えるお花や葉っぱの作り方は
以下の記事で詳しくご紹介しています。
こちらもどうぞご参照ください。
ぬりえラボのペーパークラフト部② ガクと茎と花芯のつくりかた
ぬりえラボのペーパークラフト部③ 葉と蔓と蕊(しべ)のつくりかた
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また、Instagramの
これまでに制作した紙で作ったペーパーフラワーの画像を紹介しています。
そして、ぬりえラボのnoteではお花のつくりかたを
ひとつの記事でまとめて公開しています。
いろいろなアレンジ方法とくわしい作り方を随時更新中。
こちらもあわせてお楽しみください。