「考える多肉植物」.pdf
動きだしそうな多肉植物のような植物がテーマの塗り絵です。
多肉植物になぜか心が惹かれるのは、
植物といいながらも、どこか生々しいフォルムと、
知らないところで動いていそうな生命力、
そんなことを感じているのは私だけでしょうか。
「多肉」というネーミングも、なんだか強い。
そんな気分を絵にしてみました。
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シンプルな線画に、
デジタルで色付けしています。
なかなかうまくいかないタブレットでの色塗りですが、
今回塗ったり消したりを繰り返していたら、
画面にノイズのようなものがたくさん出てきました。
アイビスペイントの「塗りつぶしツール」と
「消しゴムツール」を交互に使っての塗って消して、です。
なんだか面白いので、効果として残してみました。
再現性は無いし、この方法がアリなのかナシなのかもわかりませんが、
描いていて「手の跡を残したい」という欲求が
これまではデジタルの色塗りでは得られなかったのが、
なんだかテクスチャー的にちょっと満足できるかも、
という期待がうまれましたので、
試行錯誤の一環としてこのまま残しておこうかと思います。
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また、ブログ「塗り絵から絵画へ」のカテゴリーでは塗り絵を入り口として、画材の特性や技法、制作過程など、絵画表現にまつわることをご紹介しています。
(※冒頭の画像では制作例として色をつけてありますが、PDFファイルでの印刷は白黒の線画になります)。
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