赤系の色の花びらを組み合わせて作った紙の花です。
今回は暖色系の色でアレンジしたペーパーフラワー。
お花をつくることについては記憶は古くて、
私がこどものころ、母がカルチャーセンターに通って
造花を習っていたことがありました。
3年間くらいだったかな。当時流行ってた布の花でした。
そこで覚えていることは、
「買うものがえらく多いな~」。
コテとか、色々な太さの針金とか、
緑色のテープ。花芯。
こんなにたくさんの道具や素材を買わないと
(それもお教室の先生から購入するのが鉄則で、今思えば3割抜き)
お花って作れないものなの?。
という刷り込みが幼い私にありました。
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その後絵画と造形を主とする仕事に従事するようになりまして、
お教室や手芸の、お道具煩雑高額問題を遠目に見て
「なんだかな~」という気持ちはずっとありました。
ここ10数年の100円ショップの台頭によって
ずいぶんと民主化された気はしています。
( あ、いっこ付け加えておくと、
わたしも画材や良いお道具の良さは
身をもって存じているほうです。
筆や絵の具、その他の伝統的なお道具が
職人さんの減少によって手に入らなくなることは
心が痛い。
でも同時に、便利かつ魅力的なツールも
新しく生まれ続けている、という
手作り界隈30年の定点観測の感想です )。
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横から見た赤系の花のアレンジです。
今回の本題です。
本来ならば自分では選ばないカラーリングですが、
教室や活動での余り紙利用なので、
当然、意図を超えたいろいろな色が出現します。
今回は赤系の花びらをあつめて、
ランダムにつけていきました。
というか前作で青系を抜き出したので、
その残りだったりするのですが、
やっぱり赤系は華やかで
気持ちが明るくなるのを感じます。
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そして余談の続き。
お花って作れないかな、という想い、
長じてからもたまによぎったことはあったのです。
家にあったし、見慣れていたので。
でも、
「針金がなくちゃお花はつくれない」
「緑色の造花専用のテープが要る」
「花芯を買わないと。どこで売ってるんだろう?」
なんて発想になっちゃうんですね。
刷り込みですから強力なのです。
でもでも私はもうすでに、
大概のものは見れば作れる美術と工作の先生になっている。
そして週2でお仕事してる施設ではなぜか、
「5㎝大の色画用紙の切れ端まで、色分けして保存する」
という企業文化がありました。
そしてそれは、謎に溜まり続けていく。
これをなんとかするのは私の役目ではないか!?、
と思い至ったのですね。ある日。
そこからは形になるのはすぐで、
みんな喜んでくれて、今も楽しんでくれています。
切れはし消費の目的と、
あるものだけで作るというテーマ。
あたらしく購入するのは両面テープと木工用ボンドだけ。
下記で解説しているお花の作り方では、
茎も花芯も葉っぱも花びらもガクも、
ぜんぶ自分でつくれる簡単な方法をご紹介しています。
そしてシンプルなつくりかたなので
アレンジもいろいろです。
結論として何が言いたかったかというと、
余り紙利用の恩恵といいますか、
自分の好みを超えた(派手めの)アレンジが今回できたのが
面白いなということと、
特定の準備なして気軽に始められますよということと、
お花をつくるのはそれだけで気分がアガるし、
飾ったりプレゼントしたりするともっと楽しい。
みたいなことが言いたかったのでした。
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下記の記事でお花の作り方を詳しく解説しています。
あわせてご参照ください。
ぬりえラボのペーパークラフト部② ガクと茎と花芯のつくりかた
ぬりえラボのペーパークラフト部③ 葉と蔓と蕊(しべ)のつくりかた
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また、Instagramの
これまでに制作した紙で作ったペーパーフラワーの画像を紹介しています。
そして、ぬりえラボのnoteではお花のつくりかたを
ひとつの記事でまとめて公開しています。
いろいろなアレンジ方法とくわしい作り方を随時更新中。
こちらもどうぞお楽しみください。