〔ジャズぬりえ〕ぬりえ動画とジャズの著作権

「アリスのティーパーティー」  .pdf

〔ぬりえラボ〕では、ぬりえを塗っていくプロセスを動画にした
1分弱の動画を制作しています。

「ジャズぬりえ」と称し大好きなオールドジャズと塗り絵をくっつけ、
現在39本の動画をYoutubeで公開中です(2022年11月時点)。

動画を作るにあたってBGMどうしようと思いネットでいろいろ調べていると、音楽の著作権は50年。そしてジャズに関しては演奏時から50年経過すると、いわゆるパブリックドメイン、著作権フリーになるとのこと。

1950~60年代はジャズの黄金期といわれていますから、あの巨匠もあのだれでも知っているあの人も、わっ♡、著作権フリーなの?。
じゃあ使っていいはずだよね。やった~☆。

パブリックドメインてなんだか良い響きです。パブリックは公共のものって意味ですよね。ドメインってなんだ?。
いろんな意味のある単語のようですが、「域・領域」みたいなコトのよう。
公共の領域、つまりは「みんなのもの」。
時代を超えて愛され続けているものは、ある一定の期間を経て
人類すべての共通の財産になるってことで、
だからバッハもモーツアルトも子孫とか特定の国のものではなくて
人類み~んなのもの。
その考え方に豊かな豊かな文化の肥沃地がひろびろと広がるさまを思い浮かべ、しばしうっとりしていました。世界すばらしい。

さてさて話をもどしてBGM探しについて。

著作権フリーのジャズを紹介するサイトはたくさんあり、複数のジャズサイトを教えてくれるまとめサイトもたくさんありで、昨今ですね~、読みあさって聴きまくりました。
わたしのベストはこちら、CLASSIC JAZZ  ON LINE
とにかく量が膨大で、でもミュージシャンの名前や曲名の単語をひとつでも覚えていればサイト内検索でおめあての曲にたどりつけます。
「これ聴いてれば一生が過ぎる」と称して紹介されてました。まさにそんな感じ。

音楽に明るいお友達のおかげでジャズの生演奏にふれる機会が多かった近年でした。そのおかげでいろいろな曲を知ることが出来たし、演奏するメンバーによって全く違う曲のようになってしまうとか、なにより演者さんの息づかいとか、留めておくことのできない一期一会感に難しいことはわからないけれども心をうばわれてきました。

そのジャズを自分が作るものに取り入れてOKだなんて!。

テンション上昇~!で動画制作にハマってしまったのは、こういった興奮があったのも大きな理由でした。

MP3というファイル形式で簡単にダウンロードできます。
文頭で紹介しました動画のBGMの『♪Alice In Wonderland』も、いろんなバージョンがあります。
聴き比べて聴き比べてふむふむふむ。コレかなというのをデスクトップ保存。

Youtubeにアップする動画の長さは1分以内を心がけてる、とピコ太郎先生が言ってたのを思い出し素直に従うことにして、さてさて曲を短くするどうしたらいいのかなと検索検索検索。

そしたらまた便利なことに Online MP3 Cutter なる最適なものが。
好きな長さにちょきんと曲を切ってくれるフリーソフトがありました。
すごくかんたん。そして無料。広告でなにか宣伝しているんだろうけど英語だから読めなくてごめんなさいで、無料だけ享受。

( 2023年11月追記:Online MP3 Cutterは、
chromeの拡張機能123appsのツールのひとつとして使えるのを
あるとき発見しまして、今はそっちから使っています。
ボイスレコーダーとかその他いろいろあって、
さくっと使いやすくて重宝しています )。

そしてなんやかんやで目を酷使しつつ編集。目がいたいよ~~、で動画が完成して、、、
Youtubeにアップ。わ~、私もこの頃よく聞くユーチューバーの仲間入り☆。

そしたらそしたらそしたら、、

著作権保護されたコンテンツが含まれています。

って警告のようなものが出るんですね。

え~~、なんで?。著作権フリーなんじゃなかったの?。
だって自由に使用して良いって(日本語で書いてあるジャズ紹介サイトのまとめサイト)に書いてあったし、え~~ダメならどうしょうもう作っちゃったのに~だったんですが、

さらによく読んでみると、

動画に広告が表示されることがあります。

動画には著作権で保護されたコンテンツが使用されています。

申立人は YouTube 動画でのコンテンツの使用を許可していますが、広告が表示されることがあります。

って書いてあります。

申立人によって収益化されています。

とも書いてあります。ふむふむふむふむ。

どうやらですね、Youtubeで使用するのはOKだと著作権を持っている人が認めていると。でも広告がでることがありますよということのようです。
そしてそして、この警告のようなものが出る場合と出ない場合があるんですね。
1930年代のオールドオールドジャズでは出ない。1950年代60年代のものは出るんです。

なぜだろう。ジャズは演奏時から50年経ってたらOKなんじゃないの?。

そしてさらにいろいろ検索して読んでみると、ああそうか、作詞作曲した人の没後50年間(アメリカは70年?)は曲の著作権が保護されていることになっているから、曲の権利を持っている人がいるんだ~、ということに思い至りました。

(ちなみに保護期間は70年とか50年とか国によって決められているようで、国の相互間でもいろいろルールがあるようです。戦争してて国交がなかったときのぶんは延長するとか)

きっとダウンロードしたサイトにも書いてあったんでしょうけれど、でも英語ですからね。まあYoutubeで楽しむぶんには問題ないようで、
そして広告とやらはどうなるのかと思っていましたら、

生きていれば何かしらのものとつながり関わるものだなあと、著作権について考えることになったいきさつでした。

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アリスのティーパーティーの塗り絵

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